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CM SONG
'Oriental Curry'
Tomy Fujiyama



SOUND CLIP


BLUEGRASS
DISCJOKEY
SBC
1973



sunday music
personal parlor

"bluegrass special"

appearance
Lester B♭

I am preparing now.




USA TOUR
1990

Seattle Washington
Carbondale Illinois
Nashville Tennessee
Louisville Kentucky
Cincinnati Ohio
Columbus Ohio


TOUR DIARY 
by Toshihiro Oohashi






CHRIS HOSKINS


WIL MARLING


RANDY COTTON


MELISSA SMEETS





1975 Bill Monroe & Blue Grass Boys Live In Nagano 12/11.12.13
1976 Bluegrass Trad. Band/City Grass Rivival 結成
1981 Suntory Gentlemen 結成
1986 Ocean Club "Liberty" Monthly Live 始る
1990 USA TOUR
1992 Peter Rowan Live In Nagano
1993 Del McCoury Band Live In Nagano
1994 Butch Robins & Larry Stephenson Live In Nagano
1995 Andy Owens 来長
1996 Andy Owens Project Live In Nagano
1998 Nagano Olympic 各種イベント出演 米国CBS取材
1999 Over 40 Band Contest Winner!!
2001 Matt Aonuma's Sunup Mt. Boys 結成
2002 Suntory Gentlemen 20th Anniversary
2004 Almost Heaven 結成
2006 NBS (Nagano Bluegrass Special)と呼称  サイトBGM録音
2007 Kentucky HO-BO 結成
2011 Blue Grace 結成   NBS 35th Anniversary
2013 Out Of Bounds 結成
2014 Yatsugatake County Fair Kentucky Ho-Bo 出演
2016 Nagano Bluegrass Special 40th Anniversary

1973年5月、私は地元SBC信越放送の日曜日午後3時からのラジオ番組「サンデーミュージック・パーソナルパーラー」でディスクジョッキーをやる機会を得ました。そこでブルーグラスを取り上げたところ、数人の方から反応があり、その中のお一人である宮川礼二さんが当時のブルーグラスマガジン「ジューンアップル」誌を持って私の職場に訪ねて来られました。長野にブルーグラスを知っている人が居たんだと正直驚きでしたが、ワクワクしたことを覚えています。宮川さんの紹介で数人の先輩方(フォーク仲間?)と知り合えました。皆さんブルーグラスを知ってはいましたが、バンド結成までには至らなかったようです。

宮川礼二  小島伸夫  松下啓子  丸山精一  大橋敏弘
live at Neon Hall 2000
1975年のビル・モンロー長野公演は贅沢極まりないものでした。県内3ヶ所での公演、客入りは寂しいものでしたが、ブルーグラスボーイズの面々に身近に接することが出来、夢のような3日間でした。
これを機に翌年長野市に初めて本格的なブルーグラスバンドが結成されました。ブルーグラス・トラッド・バンド(宮川礼二 m、北原 厚 g、松下啓子 bs、橋本快行 bj)です。半年後にはシティ・グラス・リバイバル(丸山精一 g、小島伸夫 m、中嶋俊哉 bj、藤巻康祐 bs)が結成され、長野駅近くの「ベラミ」「ジーザスハウス」、権堂町の「仏陀」等を主な拠点としてライヴを行いました。お客さんの殆どがフォークファンでしたが、彼らの中に徐々にブルーグラスが浸透していきました。この頃、大橋利寛(後にブルーグラス・トラッド・バンドに加入)を中心としたミルキー・ウェイ、ブルーリッジ・マウンテン・ボーイズ等も結成され、大橋の経営する三輪田町の「マリア」を拠点に活動しました。その後シティ・グラス・リバイバルを発展的に解消し、市内権堂町の「バンスキング」を拠点とするバンキン・ファミリー(丸山精一 g、水上 亨 bj、峯村俊徳 m、藤巻康祐 bs)を経て1981年にサントリー・ジェントルメン(丸山精一 g、大橋利寛 m、水上 亨 bj、小島伸夫 bs)が結成され、ブルーグラス・トラッド・バンドの前座として前述の「仏陀」でデビュー、北石堂町の「オーシャンクラブ・リバティ」を拠点に前述のトラッド・バンドと共に長野のブルーグラスシーンを牽引しました。この頃長野市にアメリカイリノイ州出身のクリス・ホスキンス(現秋田市在住)、ウイル・マーリング(現在米国にてプロ活動、グランド・オール・オープリーにも出演)、ランディ・コットン(現稲葉和宏のブルーグラス・ランブル所属)等ブルーグラスプレーヤーがおり、我々に本場の空気を注入してくれました。
1990年にアメリカツアーが実現できたことはその後の長野のブルーグラスシーンに大きな影響を与えることとなりました。BOMサービスの渡辺三郎氏の尽力でオハイオ州コロンバスのブルーグラス・クラシックスに出演、出番は2日目の夕方のディラーズの後、3000人の前で緊張のステージでした。Love Please Come Homeのコーラスと大橋利寛のバンジョーソロになると凄い拍手が沸き起こり身震いしました。フェスを主宰するダレル・アドキンス氏は自身のバンド、シルバー・ウインドの演奏時間を削ってまで我々に尽くしてくれました。演奏前は見向きもされなかった我々も、ステージを降りるとあちこちから声が掛かり、夜の約束までしたものもいました。(詳しくは大橋利寛のTOUR DIARYをご覧ください)。1992年のピーター・ローワン、1993年のデル・マッカーリーバンド、1994年のブッチ・ロビンス&ラリー・スチーブンスンバンドの招聘は県内外のグラスクレイジー達との交流の場となり、以降お互いのフェスを行き来するようになりました。
1998に行われた長野冬季オリンピック、パラリンピックでは様々なイベントに出演し世界各国の選手や関係者の交流の場を演出、アメリカCBSテレビの取材もあり、我々も大いに楽しめた大会期間でした。
翌年には全国オーバーフォーティーバンド合戦にマコちゃんバンド(松下啓子 vo、宮川礼二 m、丸山精一 g、大橋利寛 bj、クリス・ホスキンス f、小島伸夫 bs)が出場しグランプリを受賞、大町温泉郷のホテル「夢乃湯」の宿泊券と日本酒をゲットしました。
近年ではサンナップ・マウンテン・ボーイズ(青沼基夫 m、丸山精一 g、中嶋俊哉 bj、小島伸夫 bs、宮川礼二 bs)、オールモスト・ヘヴン(宮川礼二 m、中山睦巳 g、大橋利寛 bj、松下啓子 bs、谷口敏郎 m/g)が結成され、権堂町のグリーン・ガーベラ・カフェを拠点としていました。ここのオーナーであったメリッサ・スミッツ(現カナダトロント在住)自身もシンガーであり、飛び入り参加もしばしばでした。
現在では2007年に結成されたケンタッキー・ホーボー、2011年結成のブルー・グレイス、2013年結成のアウト・オブ・バウンズが独自に活動をしており、毎年10月最終土曜日には県内外からゲストバンドを招聘し、合同のコンサートを開催しています。
長野と云う小さなコミュニティではありますが、都会のバンドがとかく陥るこじんまりとまとまったスタイルではなく、よりダイナミックにパワー&ドライヴあふれるローカルブルーグラスを発信してまいります。1992年に来長したピーター・ローワンが「長野の風景はケンタッキーに似ているね」と。彼はお世辞も超一流だ。これからも大いにカッコ良く楽しみたい。
(Lester B♭)
Honest to goodness 'hot' bluegrass music and fiddle tunes from the hill
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