三たび京都で




この一か月で三度目の京都、観光地でありながら、およそ親切心と言うものを感じないところでした。概して女性は愛想が良くない。京都というところ、モノの文化はあるが心の文化は・・・?
しばらくは来ないであろう、今回は少々気張って。


3/31
今夜は四条河原町のど真ん中、うどんすきの「美々卯」へまいろう。
まずは生で お決まりの 「ングングング プハー!」
ビールは一杯にして京都の地酒「玉の光」をいただこう


やわらかい口あたりだ。
スイスイいけちゃう。
こんなのはゴンザレスの口には合わないだろう。
2合徳利はあっという間に
・・・

至る所にうさぎの絵柄が・・・

一通り前菜が出てきていよいよ本うち登場!
湯葉が嬉しい。

活きた車エビも投入。
跳ねるので静かになるまで箸で抑えていなければいけない。
同行者は目をそらす。残酷!

さすが素材と出汁にこだわる京都、美味い。


うどんは讃岐ほどコシは強くないが、のど越しがいい
行ったり来たりする仲居さん、若いんだけど若さがないなあ。

接客もぎこちないし。
まあ、美味かったから許そう。
腹いっぱいになったし、今夜はこれまで。


〆の柚子ティー


4/1
京都も最後の夜
この日は京都大学正門近くの天麩羅「かふう」へ


いただいたのは今が旬、筍のフルコースだ。


筍は「塚原産京筍」というブランド品
焼き筍に京味噌の香りが何ともいえなくグッド!

コリコリの触感がたまらない。
「写真撮っていいですか?」
「どうぞ!」



筍の木の芽和え
筍を木の芽味噌で和えた一品


筍の木の芽焼き
旬の筍を木の芽醤油でつけ焼きにしたもの


筍の味噌漬け
ほんのりとした甘みと筍独特の香り引き立つ
しばし板前さんの包丁さばきに見とれていた私、
「桜はいつ頃でしょう?」
「例年ですともう咲くんですけどねぇ」
「長野は今頃どんな山菜が?」
「ふきのとうがそろそろでしょうか」
「ではこちらのタラの芽を召し上がってみてください」
とササッと天麩羅にしてくれました。
京野菜は実に見映えがいい、綺麗だ。
しかし女将は柱の陰にいて、一向に話しかけてくれない。
こちらが話しかけてもポツリと一言返すだけ。
それを板前さんがカバーしてくれる。
愛想よくお酌でもしてくれたら、酒もどんどん進むのに・・・



〆は、筍の姫皮を山椒の実と共に焚き上げたお茶漬け
料理は堪能したけど女将の愛想の無さが・・・・・
田舎もんは相手にしてくれないのか
一応外まで見送りはしてくれた。
「毎度おおきに、またお越しやす」

最後の京都の夜、物足りなさが残りました。
どこか大衆居酒屋かバーで呑み直ししたいところを抑えてホテルへ
BACK