'grass crazy




Martin D21










大学一年の夏、所属していたジャズバンドとの合同コンサートに当時名門の名をはせていた青山学院大学ブルーマウンテンボーイズが出演しました。6代目のギターとヴォーカルの八田勲クンは私とクラスも同じで普段からお互いの住まいを行ったり来たりの仲、彼から次第にブルーグラスの影響を受けるようになっていきました。しかし、唄うこととか、ましてや弦楽器などを自分が演奏するなど全く考えられませんでした。卒業と同時にジャズも封印して仕事一本と言う日々が続きました。
25歳の時、地元SBC信越放送のラジオ番組(サンデーミュージック・パーソナルパーラー)でDJをやることになりました。もちろんブルーグラスを取り上げ、ブルーグラスの魅力を訴え続けました。後日、放送を聴いたよと宮川礼二さんがジューンアップル誌を携えて私の職場まで訪ねてきてくれました。既に宮川さんはブルーグラス・フォーク系のグループで活動されておりました。以来「ギターはマーチンだよ」という薦めにすぐさまD28を購入(確か10回の割賦だったと思う)、殆ど独学でギターの練習に明け暮れ、レコードも聴きまくりました。
今では仲間と演奏したり、杯を酌み交わしたり、大いに楽しんでおります。


BACK