Larry Sparks の新譜は実にいいのだ

参加している面子を観ただけで購買意欲がわくってモンだね。
昨年のIBMAファンフェスで、ラリーがカーリー・セクラーと「He Took Your Place」をデュエットし、実に感動的だったという。そのステージに思いをはせる。
このアルバムではDel McCouryとデュエットしているのだ。ラリーといえばローカルでの活動が永く、これといったサイドメンに恵まれず評価が低かった。スタンレー卒業生でありながら、その後はフラット&スクラッグスの影響を受け、独自の演奏活動を行なって来た。最近はIBMA アワードの最優秀ヴォーカリストに連続して選ばれるなど、その実力がまともに評価されてきた。アリソン・クラウスも熱き視線を送る、今最もホットなヴォーカリストだ。またやや斜に構えてのギターブレイクはカッコよくて思わず真似したくなってしまう。カッコは真似出来ても、超早弾きなどあのプレイは彼だけのものだ。昔からの私のアイドル、ラリーの元気さは嬉しい限りだ。
アルバム中の「I'm Country And Nothing More」、親しみやすいメロディーにあのラリー節、いいねえ!デル・マッカーリーがテナーで参加という、両巨頭の贅沢なデュエットもぜひ聴いていただきたい。



亡きカーター・スタンレーのギターを弾く
若き日のラリー・スパークス
左はカーリー・レイ・クライン



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